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4/7〜放送再開!衛星デジタルラジオMusic Bird「Free Music Archive at Sound Cafe dzumi」

衛星デジタルラジオMusic Bird「Free Music Archive at Sound Cafe dzumi」放送再開!
(On Air 毎週土曜11:00-12:00 再放送 毎週日曜22:00-23:00)番組をCafeで随時公開収録中。
http://musicbird.jp/programlist/122ch-the-jazz/

<Jazzに軸足を置いた自由音楽を、1969年からの音源と共に「Free Musicの旅」第二章としてご案内します>

音楽のようなものが生まれたとされる3万年くらい前に思いを馳せ…叫び、呻き、祈り、畏怖、合図、符牒、身体波動・共振…声とウタ(の発生)。アフリカ段階、洞窟、エジプト、ペルシャ、インド…数千年の長い旅路。…そして、サウンドを記録することが出来るようになる20世紀まで一気に旅して来ました。

知っているはずと思っている自由音楽を、歴史を追い 時系列的に改めて聴きなおす番組。とりわけ自然発生性を重視し、既聴フレームでの再聴ではなく、未知の、未聴の、「来たるべき耳」を養う新たな旅。

番組のテーマはこれまで同様 <即興と生命力>

前回までの放送では、日本の創造的即興音楽が記録される1969年まで何とかたどり着きたい、との思いでご案内してきました。27回目:副島輝人さんをゲストにお迎え、対話しながら日本の音源をご紹介できたのが記憶に新しいところ。選曲は恣意的なもので貴重な録音でもやむなく省略したものも多く、例えば…1962年秋デンマークで記録された「カフェ・モンマルトルのセシル・テイラー」は歴史的にも大変重要なものなのですが、同じ頃まだ無名のTsアルバート・アイラーが同地でセシル・テイラー・トリオに加わって録音された音源のほうを選択、モンマルトルのDebut盤は省略させていただきました(セシルの門下生でもあったアイラーを、またフリー・リズムの礎を築いたDsサニー・マレイとの絡みを、ご紹介しておきたかった)。また65年Tsジョン・コルトレーンの「アセンション」(Impulse!盤)も時間の関係でやむなく省略。
前回のまでの第一章全27回、放送で取り上げたアルバムについての一言コメントはJAZZ TOKYOサイトで読むことが出来ます。
http://www.jazztokyo.com/mb/free_music/index.html
2012年4月7日から26回に渡って送りすることになる今回の番組再開は、1969年のアメリカからご案内していくことになります。69年アメリカはベトナム戦争が泥沼化。世界中でも激しい異議申し立ての市民運動が展開されていました。フランスはMai68と呼ばれる68年5月革命。日本でも学生運動が全国に飛び火、69年東大闘争安田講堂攻防戦が象徴的なように烈火の戦いが続いていたのです。そのころ世界的にはヒッピームーブメント、フラワーチルドレンによる巨大な集会や音楽祭がいくつも開催されました。New Yorkの北方ウッドストックに約40万人の若者が集結したのはあまりにも有名。そのカウンターカルチャーの精神は現在も息づいていると思いたい。またこの年、アメリカはアポロ計画で人類が初めて月に降り立った記念すべき年でもありました。

これを聴かずしてFree Jazzを語るなかれ。 Free Jazz/Free Impro.史を研究されている方々には絶対ハズセナイ音源満載でおおくりしていきます。 お楽しみに!

イントロのテーマ曲は…アラン・ジベールおじさんの「Levo Levo」名曲です! Louis Sclavisの1st(NATO14盤)。…はやくNATOまで近づきたい。

*毎週日曜日:再放送On Air22:00-23:00の時間帯に、放送をCafeで聴くミニイベントを開催中(通常メニュー)。放送を聴きながら、放送でお話しできなかった裏話なども加えます。


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