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♪2020年1月26日(日/午後)トークイベント≪何処でもSound Cafe dzumi No.5≫at 喫茶 茶会記



アートや表現されたものが出来るだけ事実にもとづいて伝わっていけばいいという思いから、音源を言語化した「解説/解釈」ではなく音源そのものを伝えたい。そんな思いで泉秀樹さんが語れば何処だってSound Cafe dzumiになる。前回はアルバート・アイラーの「Prophecy」までの話でした。「Prophecy]の録音が1964年6月、10月にはビル・ディクソン達が「ジャズの10月革命」といわれた4日間の前衛ジャズイベントを開催。今回はこの様な新しいジャズへと繋がる60年代前半の様々な流れの中からスティーヴ・レイシーなどを見てみよう。(Imai)

後にFree Jazz / Free Improvisationと呼称されるジャズの新たな潮流は、セシル・テイラー、オーネット・コールマン、アルバート・アイラー…などの動向を軸に捉えがちですが、それとは別にデキシーランドを演奏していたスティーヴ・レイシー(1934年7月23日 - 2004年6月4日)を追うことで見えてくるものがある。1953年から6年間共闘したセシルの元を離れ、セロニアス・モンクやギル・エヴァンスなどの薫陶をうけながらも、独自の音楽探求を継続していたレイシーは61年、オーネット・カルテットを卒業したドン・チェリーとバンドを組み、同年オーネットのダブルカルテットの一翼を担う(録音がないのが残念至極)。62年、ドン・チェリーがソニー・ロリンズに呼ばれると、レイシーは同じデキシーランドあがりのラズウェル・ラッドを相方として、通称「スクールデイズ」(正式バンド名ではない)と呼称されるセロニアス・モンクやハービー・ニコルスを徹底的に研究スタディする数年間をおくる。同じころビル・ディクソンのジャズ・コンポーザーズ・ギルド・オーケストラ、その後カーラ・ブレイの活動にも共鳴し共演。65年秋、渡欧時にはカーラ、マイク・マントラーらと「ジャズ・リアリティーズ」を結成する。この頃から、演奏活動の場を欧州へ求めるようになり…… 10年後(70年代)には “Free 〜 Post Free 〜 Poly Free” と語るスティーヴ・レイシーの初期活動を追う。(Izumi)

日 時:2020年1月26日(日) Open 13:30 Start 14:00-16:00
出 演:今井和雄(聞き手)、泉秀樹(語り手)
料 金:1,500円+Drink
会 場:喫茶 茶会記 http://gekkasha.modalbeats.com
東京都新宿区大京町2-4 Tel:03-3351-7904


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